2019年 よく聴いていたラジオ (前置きが長い)

転職して3年目。

毎朝5時に起き、20時まで休みなく働き、22時ごろ帰宅。土日も必要に応じて出勤。そんな毎日が始まって3年が過ぎようとしている。

20時に退勤するのは働き方改革のためで、退勤時間を早めたところで仕事は一向に減らない。家で出来ることは土日に持ち越し。そうやって自己犠牲の上に成立している仕事だ。

転職する前は、安定しているし人の役に立てていいなと思っていた。人として憧れていた部分もあった。今となっては「何でこんなことしてるんだろう?」と思うことがある。が、いざ現場に立つとそんなこと言っていられないくらい目まぐるしく1日が過ぎていく。気づいたら17時になっていて、そこからようやく座って事務作業に取り掛かる。家に帰ったら倒れるように眠る。

そんな毎日だから、体力にも、メンタルにも、それとなくゆとりがない。

転職前は頻繁に足を運んでいたお笑いライブも、今では1年に数回のお楽しみ。通勤電車やひとりの時間に聴くお笑いのラジオが生き甲斐で、ラジオを聴きながらポケモンで遊んでいる時間が至福だったりする。

そんな毎日も今は年末。冬休み。ということで、前置きは長くなったが、この1年よく聴いていた好きなラジオ番組をいくつか挙げる。

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芸人のトークを聴きたい、それとなく楽しい時間を過ごしたいならこの番組。ハライチ2人のトーク、岩井さん、澤部さんそれぞれがメインのトークとフリートークが多い。常連リスナーの影が薄く、初心者が入りやすいのも良いと思う。

ラジオだとどちらかというと岩井さんの言動に注目が集まるんだけど、よくよく聴いていると澤部さんの方が掴めないというか謎に思うことが多い。バラエティタレントを演じている芸人オブ芸人なんだと思う。

多分いま一番?ギリギリのところを走っているメジャーなラジオ番組。メッセンジャーの2人はシンプルな言葉で芯を食う天才だと思う。日常生活ではあまり口にできないような言動がほどよくカタルシス

週替わり4人の女性アシスタントとメッセンジャーの絡み方の違いを聞き比べるのも面白い。毎週聞いていると他のアシスタントに対する言及があり、また別の週にそれに対するリアクションがあり、だんだん沼にハマるシステム。

あいはらさんがナイターオフ枠でやっている「夜はこれから」もまた直球なご意見ご感想に溢れた人情味あふれる番組で面白い。一緒に聴くと吉。

売れて1年。疾風怒涛の1年。まだまだ熱があり、時々エモいトークが展開されている。ときどき疲れていたりリスナーの扱いがぞんざいだったりするのは気になる。でも、本人たちはそんなことどうでもいいんだろうなとも思う。

惜しまれつつも終了した「ポケットいっぱいのひみつ」のコーナーが大好きだった。かつて同様に狂気じみていて大好きだった「雨上がり決死隊べしゃりブリンっ!」のディープちゃん、花粉ポーチちゃんを彷彿とさせるクレイジー具合。今でもクレイジーマンが時々登場する。忙しい中でキツいと思うがほどよく狂気を見せてほしい。


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他にもたくさん聴いているが、とりあえず3番組。

安心して笑える番組。毒にも薬にもならない話が聴ける番組。来るもの拒まず去る者追わずな番組。常連だけが楽しい時間みたいなのが無くて敷居が低い(リスナーがしゃしゃり出ていない)番組。そんな番組が好き。

楽しい時間や雰囲気がすぐそこにあること。1人で聴いているけれど1人じゃないような感覚。ラジオってそういうところが魅力。分かち合えると嬉しい。